買い物

ブルネイの買い物の楽しみと、おもしろみと、特徴は、人口が少なく経済的に豊かであるために、少量多品種販売で、世界各国の目を見張る高級品から首をかしげるような怪しげなものまでが、平然といろいろな店で売られ、それが生活に密着していて、特別に外国人旅行者を相手にしているところは極端に少なく、値段を吹っかけられることも無く、買う方も値切ることも少なく、ほとんど定価販売で、生活に密着しているといったところでしょうか。


カゴに盛られたものがエビ煎餅(写真:南の風)

ブルネイの名物はなんといっても、コロポと呼ばれるエビ煎餅(せんべい)でしょう。ブルネイは有名なエビの産地で、多種多様な天然のエビが、ブルネイ川河口をはじめとして、遠浅の海岸で大量に捕獲されています、このエビを使い、昔ながらの製法でコロポが作られています。
コロポは、日本の大量生産されたエビ煎餅とちがい、充分なエビの摺り身をタピオカやサゴヤシ澱粉でつなぎ、適量の香辛料で味付けしたものを天日乾ししたもので、充分に乾燥されたものが販売されています、家庭でこれを高温で揚げて食しますが、揚げたてのブルネイコロポは香り、食感、味ともに上質で、ビールや酒のつまみ、おやつにもってこいで、揚げるときの瞬間的に数倍にふくらむおもしろさも楽しさを倍加させることでしょう。

ブルネイを含めたボルネオ島で産出される香辛料の代表格であるコショウは,遠い昔ヨ−ロッパの探検家たちが長い航海のすえ手に入れた当時そのままのもので、香り高く、純粋で、そして安く、ボルネオを代表する香辛料です。ス−パーマーケット、香辛料店、食品店でお買い求め下さい。

私たちがブルネイ錦織りと呼んでいる、女性用のKain-Jongsarat(カイン ジョンサラト)、男性用のKain-Sinjan(カイン シンジャン)は、金糸、銀糸を大量に織りこみ複雑な幾何学模様を織りなし、豪華さときらびやかさを極限まで追求した機織物で、日本の金襴緞子(きんらんどんす)とあい通じるものがあります、銀細工、真鍮(しんちゅう)細工と共に,手工芸センターでその製作過程を見学することができ、また買うこともできます。


手工芸センター(写真:南の風)

女性のマレー伝統のBaju-Kurong(バジュ クロン)と呼ばれる衣装は、涼しげで、華やかで、あでやかな民族衣装で、生地の種類も多く、早いところでは2〜3日で仕立て上げてくれる仕立て屋さんもあります。ブルネイの女性たちはこのバジュ クロンを何着も仕立て、毎日取り替えて出勤することが何よりの楽しみのようです。

木工芸品や民芸品などは、ブルネイ独特のものに限定するのは難しく、ボルネオ島のものとしてとらえると、ダヤク族、カヤン族、ケダヤン族など、多くの先住民による民芸品や民具などの製作技術、工夫などには目を見張らせてくれるものがあります。ブルネイでは、博物館が中心となって各地の観光地で、これらの人たちが実際に作り、展示し、販売する施設をつくっています。
また、街中の土産品店でも入手することができます。


ヤヤサンショッピングセンター(写真:南の風)

このような伝統的産品に加え、イギリスや中国、近隣諸国との長い関係からヨーロッパの食品、雑貨なども多く輸入されいて、スーパーマーケットやデパートなどで生活用品として販売されています、特に食料品は種類も多く、なんといっても関税がかかっていないため、非常に安い値段で売られていることが魅力です。


センターポイントショッピングセンター(写真:南の風)