見どころ

ボルキァ王即位記念館(写真:南の風)

観光スポットとしてお勧めできるのは、首都バンダル・スリブガワン市周辺では、前王の建立したサルタン・オマール・シャイフディン・モスク、現王のハッサナル・ボルキア・モスク、ブルネイ博物館、ボルキァ王即位記念館、ブルネイ歴史博物館、国王基金商業ビル(ヤヤサン・ショッピング・コンプレックス)、水上集落(カンポン・アイル)などがあります。

特に2つのモスクは、燦然と黄金色に輝くドームがこの国の富の象徴として有名です。サルタン・オマール・シャイフディン・モスクはすっきりとした品格のあるモスクで、ハッサナル・ボルキァ・モスクは壮大で豪華なモスクです。印象の違うモスクを見比べてみることをお勧めします。世界最大の1,300余の室数を持つ王宮も見どころです。
王宮の全体を地上から見わたすことはほとんど不可能ですが、王宮に隣接するダムアン公園から見る王宮は、水面にその影を映し、マングローブの林との対比が美しいところです。


オマール・シャイフディン・モスク(写真:南の風)


ジェルドンパーク プレイグランド正門(写真:南の風)

さらに、車で20分程足をのばすと、王家の開発したジェルドンパークがあります。世界最大のポロ競技場を中心に、大アミューズメント施設であるプレイランド、ゴルフ場、乗馬クラブ、豪華なエステティックサロンの付いた医療施設、美しい海岸などが広大な敷地に配置されています。
これに隣接して、ジェルドンパーク全体と、第2王宮、市中を見渡せるシャーバンダルの丘があります。

日本でもときどき紹介される大規模な水上集落カンポンアイルは、ブルネイ川の上にあります。川面を高速で走り回る水上タクシーに乗って見て回るのもおもしろいでしょう。


カンポンアイル遠景(写真:南の風)


石油汲み上げポンプ(写真:南の風)

さらに、この国の富を生み出すクアラベライト、セリア地区の油田では、のんびりと動く石油汲み上げポンプを間近に見る事ができます。これらの油田を管理するブルネイ・シェル石油会社のカジャーリナの林に囲まれた住宅地も、西洋的に整備された住宅の配置によってバンダル・スリブガワン市とは大きく異なった印象を、見る人に与えます。

このセリアの町からベライト川を小舟でさかのぼると、鬱蒼としたジャングルの中を川は蛇行し、川岸まで迫ったジャングルから巨大なクチバシを持った大きな鳥ホーンビル(オオハシ)が飛び立ち、悠然と川を横切っていく姿が見られることもあります。上流はドソン族などの先住民の人たちの村をつないでいます。

バンダル・スリブガワン市からクアラベライトセリア地区に至る90kmの道路は全て舗装され、内30kmは高速道路で結ばれています。
ブルネイの高速道路は全て無料で、制限速度のないフリーウェイとなっています。


高速道路(写真:南の風)

この海岸近くを通る国道から内陸部に入ると、広大なジャングルに一変します。小高い丘陵地帯の中には湖や川、滝などがいたる所に散在し、ジャングルトレッキングやドライブを楽しむことができます。
バンダル・スリブガワン市から、1時間ほど広大なマングローブの林の中の水路を水上バスで走ると、テンブロン地区に行くことができます。


船をあやつる青年(写真:南の風)

この地区は、ボルネオでも稀少な手つかずの原生林が広い地域に残り、これらの原生林はブルネイ政府の手によって手厚く保護され、国立自然公園に指定されています。この国立公園の奥部に旅するためには、ジャングルを流れる川を遡行して行くしか方法がありません。ジャングルの生態研究の場として日本やヨーロッパの森林生態学者が訪れる所で、珍しい動物、昆虫、植物の宝庫といってもよいでしょう。世界中の森林生態学者の垂涎の的であったこの公園も研究が一段落したいま、一般にも開放され、屈強な先住民の若者があやつるる小舟に乗って、国立公園の中に観光客も入れるようになりました。

政府は観光客の安全と、森林観察が誰にでも楽しめるように、公園の整備を行ない、宿泊施設や研究施設の整備を行ない、観光客もジャングルを樹上から観察できる地上60mの吊り橋を渡りながら、広大なジャングルを楽しめるようになりました。
詳しくは、ブルネイ観光局、旅行代理店、ホテルなどにお尋ね下さい。


宿泊施設(写真:南の風)